先々週くらいかな。
将棋の中継を見ていた。
ほんの少しだけ駒の動き方を覚えたその日、
王の位置とほんとの周りだけをなんとなく見ていた。
将棋をうっているのはプロの棋士の方。
たぶん、
その場面はかなりの終盤で。
動かれれば、捕まる。
なにか策があるのかなって。
なんとなく思っていた。
そのとき中継がパッと動き始めた。
将棋の動き方しか知らないわたしが言えることじゃないけれど、
負けたほぼ決まっていたのは
やっぱりそうだった。
それでも策が。。
なんてことは、
1手前にあるわけがないのはプロだって一緒なのかもしれない。
人間がさしている。
人が、闘っている。
その将棋には人がいて、
それはパッと終わって、
切り替わってから想像していた通りの淡々とした中継が続いた。
人が指していた。
将棋は人が指していた。
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